亜鉛は不足しやすい成分であり、サプリメントでの摂取は表示量通りに飲んでいれば副作用の心配は少ないと考えられています。ですが、さまざまな事情や体調など、摂取前に医師の判断を仰いだ方がいい人もいます。どのような人が特に注意しなければならないのでしょうか。

 

妊婦

 

亜鉛にも副作用はあるの?

 

亜鉛は私たちの体に必要不可欠な必須ミネラルです。体を作ったり健康を維持するために絶対に必要なミネラルを必須ミネラルと言い16種類定められていますが、亜鉛もその16種類のうちのひとつであり、どれだけ大切な栄養素であるかが分かります。

 

そんな亜鉛は、毎日の食生活において摂取している場合、体に害を及ぼすほど過剰に摂取することはまずないと考えられています。ですが、サプリメントなどの健康食品で摂取した場合、摂取量を守らないと過剰に摂取してしまうこともなくはありません。もともと亜鉛は非常に安全性の高い成分のため、副作用は心配する必要がないと言われていますが、過剰に摂取し過ぎてしまうと副作用の恐れも出てきます。

 

亜鉛の過剰摂取によって現れる症状はこのようなものが考えられます。

胃のムカムカ・発熱・頭痛・吐き気・めまい・貧血・骨粗しょう症など

 

過剰に摂取しなければ心配はありませんが、副作用の危険性がまったくない0%であるものはないと考え、摂取する場合は体調の変化に十分注意する必要があります。

 

亜鉛サプリメントを飲む前に医師に相談した方がいい人とは

 

妊娠中のプレママや出産後授乳中のママ

 

亜鉛は妊娠中でも積極的に摂取してもかまわないと言われています。その理由は、妊娠中に必要な栄養素である葉酸ととても相性がいいからです。葉酸がプレママに必要な理由は、二分脊椎や無脳症といった胎児の神経管閉鎖障害のリスクを減少させる働きを持っているから。葉酸は妊娠前から積極的な摂取が勧められている成分です。

 

そんな葉酸と亜鉛は互いに支え合って効果を発揮するといいます。そのため、葉酸と亜鉛を一緒に摂取すると胎児のため、そしてお母さんのため、どちらにもいい影響を与えてくれるのです。ただし、サプリメントの種類は配合された成分によって、体調に変化をもたらす場合があります。

 

妊婦用サプリメントなども発売されていますが、なにかを摂取する場合は、まずかかりつけの産婦人科医に持って行き、配合成分などを確認してもらったうえ、摂取OKをもらってからにしましょう。妊娠中は、以前と体質が全く変わってしまう場合もあります。以前大丈夫だったからといって油断は禁物です。

 

アレルギーを持っている人

 

自分がなんらかのアレルギーを持っているという人は、まずは医師に相談のうえ摂取するようにしてください。特に金属アレルギーを持っている人は、亜鉛が反応してしまう危険性があると言われています。

 

アレルギーによってアナフィラキシーショックなどの重篤な症状が現れてしまうと、命に関わる危険性があるためです。アトピー性皮膚炎はアレルギーが原因で起こりますが、亜鉛はこのアトピー性皮膚炎に効果的であるとも言われています。そのため、亜鉛を積極的に摂取しようとする人が多いのですが、自己判断はとても危険。医師のOKをもらってから摂取するようにしましょう。

 

亜鉛サプリメントを飲んではいけない人

 

なんらかの持病を持っている人は、亜鉛サプリメントを摂取するのは控えましょう。現在薬を服用し、病気の治療中の人も同じです。サプリメントは医薬品ではなく健康食品ですが、薬との飲み合わせや相性はとても重要なのです。

 

相性が悪いと薬の効き目を減少させてしまうばかりか、病気の悪化につながる危険性もあるからです。例えば、抗生物質の効果を大きく減少させてしまったり、血圧を下げるための降圧剤では副作用を起こす危険もあります。現在病気治療中の人は、医師の処方のもと出された薬やサプリメントを優先的に考えるべきであると考えます。

 

まとめ

 

サプリメントは医薬品ではありませんが、どのような成分にも飲み合わせや相性があり、それら相性が悪ければさまざまな愛影響を及ぼす可能性があります。そのため大切な命を育んでいるプレママやアレルギーを持っている人、持病をかかえている人、病気治療中の人などは自己判断せず、専門家や医師の助言が必要不可欠です。

 

あわせて読みたい: