亜鉛は私たちの体にとって必要不可欠な必須ミネラルであり、年齢問わず幅広い年齢層に摂取してもらいたい栄養成分です。多くのいい影響を与えてくれる亜鉛ですが、もともとは体内合成可能である成分。サプリメントなどで摂取すると過剰に摂取してしまうのではないかという不安があります。またその場合副作用はないのかなど疑問も。そのような疑問や不安について考えてみましょう。

 

疑問

 

亜鉛サプリメントの理想的な摂取量はどれくらい?

 

亜鉛サプリメントは体にとって必要不可欠な亜鉛を効率的に便利に摂取できるためとても重宝されています。そんな亜鉛サプリメントですから、その種類も豊富に販売されています。吸収率の低い栄養素でもあり、不足しやすい栄養素でもあると言われています。

 

また、食生活の変化により、インスタント食品やスナック菓子などを多く食べる人が多くなってきました。実はこれら食品には、亜鉛の吸収を妨げる成分が含まれており、ただでさえ良くない亜鉛を吸収率をさらに減少させてしまう結果に。そのため積極的に摂取する必要がありますが、多く摂取しすぎると少し不安。

 

亜鉛のサプリメントはどれくらいの摂取が理想的なのでしょうか。幅広い年齢層に必要なこの栄養素ですが、年齢別世代別に見てみましょう。

摂取量

厚生労働省が定める亜鉛の摂取基準はこのようになっています。男性は15歳から69歳までが最大摂取量。一方女性は男性よりも早く12歳から69歳まで。

 

成長期が男子よりも早く始まる女子は早くから最大量を摂取し始めますが、男子の方がより多くの亜鉛を必要としていることが分かります。女性は妊娠や出産を経験するため、妊娠中はプラス2mg授乳中はプラス3mgが必要となっています。

 

亜鉛サプリメントを飲んでもいい上限ラインはあるの?

 

サプリメントは健康食品であり医薬品ではありません。医薬品ではありませんが、パッケージに表示してある通りに摂取することをおすすめします。サプリメントは表示より多すぎても、その逆で少なすぎても効果が減少してしまうと言われています。

 

また、亜鉛は摂取量が不足しすぎると亜鉛欠乏症の症状が現れる場合はありますが、逆に多すぎると体にとってあまり良くない影響を与えることもあります。亜鉛サプリメントは、どれくらいの量であれば体に影響を与えないのでしょうか。

 

亜鉛は、体内吸収率が非常に悪い成分です。少なければ5%、多くても30%ほどしか吸収されないといいます。吸収率が良くないのなら、多く摂取する必要があると思われがちですがそれは違います。

 

厚生労働量が、1日の亜鉛の摂取量を定めていますが、定められた数字は亜鉛の吸収率の悪さを考慮したうえで決定された数値。そのため、自己判断で多く摂取すると摂りすぎということになります。同じく、体に影響がない摂取上限量も定められており、これを耐容上限量といい、このようになっています。

 

男性・・・1日40mg〜45mg

女性・・・1日35mg

 

もしも過剰に摂取してしまった場合どうなるの?

 

亜鉛は天然のミネラル成分であり、毎日の生活の中で食事により摂取する場合、不足することはあれど、過剰摂取はあまり心配する必要はないと言われています。ただし、サプリメントなどで補給する場合、時と場合によっては多く摂りすぎてしまうこともあり得ます。亜鉛はもともと副作用の心配があまりない栄養素ですが、亜鉛を耐容上限量よりも多く摂取してしまった場合、このような症状が現れる場合もあると言われています。

 

頭痛

  • めまいや吐き気
  • 胃のムカムカ
  • 腎臓障害
  • 頭痛や発熱
  • 神経障害
  • 貧血
  • 骨粗しょう症

 

貧血などは、亜鉛が鉄分やその他のミネラル成分の吸収を妨げてしまうため、起こってしまうと言われています。また、活性酸素を除去する働きのある酵素の働きを妨害してしまうため、老化が促進してしまうという恐れもあります。酵素の働きを妨げてしまうことが多くなると、脂肪の分解が上手くいかず、下痢になったり吐き気をもよおしてしまう原因となります。

 

まとめ

 

亜鉛は非常に副作用に低い成分ですが、多く摂りすぎると発熱や吐き気など、さまざまな症状を引き起こす危険性があります。成人男性は約10mg成人女性は約8mg程度の摂取量が理想です。めまいがする、ムカムカする、頭が痛いなど副作用がなと思う症状が現れたら摂取を即中止し様子を見て、症状が治まらないようなら病院を受診することをおすすめします。

 

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