サプリメントは医薬品ではありませんが、相性のいい成分、相性の悪い成分というものは存在するようです。亜鉛のサプリメントも同じで、せっかく摂取してもそれらの成分のせいで十分な効果をえられなくなってしまう危険性もあります。亜鉛のサプリメントはどのような成分との相性が良くないのでしょうか。

 

インスタント食品やスナック菓子

 

カップラーメン

 

私たちの生活ととても密接な関係を築いているといっても過言ではないインスタント食品。さまざまな種類が発売され、またその美味しさもグンとアップし、好んで食べるという人もとても多いのではないでしょうか。またスナック菓子も多く販売され、軽く1袋食べてしまうとことも。そんなインスタント食品にはこのようなものが挙げられます。

  • カップ麺
  • 冷凍食品
  • レトルト食品
  • フリーズドライ食品など

 

インスタント食品市場がこれだけ大きくなった背景には、私たち現代人の生活スタイルの変化が大きく関係しています。インスタント食品というと、一人暮らしの忙しい男性、料理をしない人は便利だからと利用するというイメージがありましたが、最近では共働き家庭が多くなり、帰宅時間が遅くなるためインスタント食品で済ますという人も増加しています。

 

また、子供が一人で食事をする、いわゆる「孤食」の子供が増えたため、コンビニやスーパーで販売され手に入りやすく、手間がかからず食べられるインスタント食品が多く活用されているという背景もあります。

 

このように私たちの生活の奥深くにグッと入り込んでいるインスタント食品やスナック菓子ですが、実はこれらの食品は、亜鉛の効果を減少させてしまう危険性があることをご存じでしょうか。これらの食品には、このような成分が含まれています。

  • フィチン酸
  • リン酸

 

これらの成分は、体内で亜鉛の働きを邪魔し、亜鉛が吸収されるのを妨げます。亜鉛はただでさえ吸収率の良くない栄養素であるにもかかわらず、これらの成分に妨害されてしまうと、亜鉛の効果が大きく減少してしまうのです。

 

アルコール

 

ビール

 

亜鉛にはさまざまな健康効果がありますが、その中にアルコールの分解をサポートする効果も含まれています。亜鉛は体内の多くの酵素の働きを活発にさせる効果があります。アルコールの分解には酵素の力が必要であり、亜鉛が十分に摂取できているとこの酵素がきちんと働き、二日酔いなどを予防できるというわけです。

 

そのため、アルコールと亜鉛の関係がいいものであるとイメージしてしまいますが、亜鉛はあくまでアルコールの分解を助けるもの。亜鉛のサプリメントをアルコールを一緒に飲んでしまうと、その効果を減少させてしまいます。

 

医薬品やサプリメントなどの健康食品は、水で飲むことが一番おすすめです。食事のついでにアルコールで流し込むことは絶対にNG行為です。亜鉛の吸収率が一気に減少してしまいます。

 

食物繊維

 

食物繊維は、腸内環境を整えてくれるとても重要で大切な栄養素。6大栄養素のひとつです。腸内環境を整えることは、善玉菌を増加させ悪玉菌を減少させること。これは体内から体のバランスを整え、健康を維持していくためにとても重要なことなのです。

 

そのために必要不可欠な栄養素が食物繊維ですが、実はこの食物繊維、摂り過ぎると亜鉛の働きを妨害してしまうと言われています。食物繊維はきのこ類や根菜類、海藻類などの多く含まれている成分ですが、腸内でコレステロールや胆汁酸にくっつき、体外へと排出させてくれます。

 

ですが、多く摂取しすぎたり亜鉛と同時に摂取すると、亜鉛に吸着し体外へと排出させてしまうのです。この現象は、亜鉛に関わらずミネラル群全般に起こりうるようで、ミネラルにくっつき体外へと排出させてしまう特徴があるようです。食物繊維の摂取量には注意が必要です。

 

まとめ

 

亜鉛のサプリメントは、インスタント食品やアルコール、食物繊維などに大きな影響を受けるようです。私たちの体にいい影響を与えてくれる成分でも、摂取量やタイミングが合わなければマイナス。相性があまり良くない成分は事前にチェックしておく必要があります。

 

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